私は銀行員として5年間、学校事務員として2年間働いた後、結婚を機に地元福島を離れて宇都宮へ移住することになりました。そこで、宇都宮で長く働ける場所を探すべく求人サイトを見ていたところ、当事務所の求人を見つけました。代表の「弁護士として大切にしていることが三つあります。一つ目は所員の幸福、二つ目は依頼者の幸福、三つ目は地域社会の幸福です」というメッセージが心に響き、応募しました。法律事務所には敷居が高く保守的なイメージをもっていたのですが、面接でお会いした弁護士や所員の方々の雰囲気が明るく朗らかだったことが印象的でした。加えて、パラリーガルの先輩から、時短勤務や在宅勤務など、仕事と家庭を両立しやすい環境が整っていると聞き、入所を決意しました。

　業務フローや教育制度がしっかりしているだけでなく、先輩方や弁護士の先生方が親身に寄り添ってくれる風通しの良い環境だと感じています。さらに、さまざまな福利厚生が手厚く用意されているので、法律事務の未経験者である私でも、仕事と家庭を両立しながら安心して業務に取り組めています。そうしたなかで、着実に法律事務の専門知識を身につけることができ、入所から2年ほどで「日弁連事務職員能力認定試験」にも合格できました。おもな仕事内容は交通事故の案件における、依頼者や保険会社などの一次対応、通院の記録や車両の損害資料を整理して損害金額の計算を行うことなどです。弁護士のサポート役として積極的に事件解決に携われることにやりがいや誇りを感じます。

　また、私は主業務以外に、「事務所のブランド価値向上PT」にも参加しています。「とちぎSDGs推進登録企業」の認定を受ける際には、以前の仕事で培ったSDGs関連のノウハウを活かすこともできました。そのほか、事務所の広報や採用も担当するなど、さまざまな業務に挑戦でき、パラリーガルとしての業務以外の部分でも自身の成長を日々実感できています。

　職場選びでは、働きやすいだけでなく、自分が成長できる場があるかが重要だと私は思います。当事務所は、待遇や福利厚生が手厚いだけでなく、所員が仕事へのやりがいや誇りを通じた「幸せ」をつかみ取れるように、自らを成長させる機会をふんだんに用意してくれています。私は今後、主業務である交通事故の案件対応に関する知識をさらに深めるだけでなく、事務所の認知度向上のための新たな取り組みなどにどんどんチャレンジしていくつもりです。