人財力

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我が社の人財力

株式会社One’s Will 代表取締役 冨永 賢一
「三方よし」の精神を貫き飛躍を遂げる人材ソリューションベンチャー

誇りを持てる仕事を通じて、物心両面の豊かさを実現してほしい

株式会社One’s Will 代表取締役 冨永 賢一
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人材ソリューションを中心に事業展開しているOne’s Will。2011年の創業以来、事業が順調に伸びている背景には、同社代表の冨永氏が経営哲学として貫く、「三方よし」の精神がある。いまでも「商売の極意」のひとつに位置づけられ、多くの経営者が「教え」として大切にしているこの考え方を、冨永氏はどのように活かしてきたのか。同社が用意している従業員の成長環境などと合わせて、話を聞いた。

クライアントの担当者を、出世させる意気込みで

-事業内容を教えてください。
 おもに通信業界を対象とした人材派遣事業を中心に、営業アウトソーシング事業、コールセンター事業を手がけています。また、2022年度からは、企業の人材採用について応募者の獲得や面接代行などの面からサポートする事業にも着手します。もともと当社は、営業アウトソーシング事業で創業しましたが、「従業員の活躍の場を広げたい」と考えて事業領域を広げてきました。会社設立から5年後の2016年度には、それまでの年商3億円を「10年後、10倍にする」という目標を設定。約半分が経過した現時点で、ほぼ計画通りに進捗しています。
-事業が順調に拡大している要因はなんでしょう。
 「クライアントであるお客さまの業績を必ず伸ばそう」という意識が、一人ひとりの従業員に浸透しているからだと思います。私は従業員に対して、「クライアント側の担当者を、出世させる意気込みでがんばりなさい」と言い続けています。私たちが、担当者を出世させるくらい業績アップに貢献できれば、次回も必ずその担当者は当社を選んでくれるはず。実際にこれまで、そういった担当者からのリピートを何度もいただいています。私は、クライアントに十分満足していただけるサービスを提供できる会社であるために、貫き続けている経営哲学があります。それは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の精神です。

「売上至上主義」で、見出だせなかった仕事の意義

-「三方よし」の精神をどのように貫いているのですか。
 前提としてあるのが、「売り手」である従業員が物心ともに充実した生活を送れるようにすることです。それが担保されているから、「買い手」であるクライアントにパフォーマンスの高いサービスを提供できる。ひいては、「世間」である社会全体に好影響をおよぼすほどの仕事ができるようになる。クライアントからの「あなたのおかげで本当に助かった」「いい仕事をしてくれてありがとう」という言葉をいただければ、それが「誇り」となり、もっといい仕事をしようという気持ちが生まれるものです。その気持ちが、自分の力をさらに高めるための原動力になる。

 私はOne’s Willを立ち上げる前の職場で、「売上至上主義」とでも言うべき仕事をしていました。確かにがんばれば売上が伸び、給料も上がりました。しかし、なかなか仕事に意義を見出だすことができず、心が満たされない状況でした。その経験を通じて、私は、仕事を通じて感じる「誇り」こそが、物心両面の豊かさにつながる源泉だと信じられるようになりました。
-「誇り」と感じる言葉をクライアントからもらうためにも、質の高いサービスの提供が必要になりますね。
 そのとおりです。そのために当社では、たとえば従業員が初めて経験するジャンルの業務にも不安なく携われるように、じっくりと社内研修を行ったうえでクライアントのもとに送り出すことを基本としています。そのほか、優秀な成績を残した従業員の成功体験を共有する勉強会や外部の講師を招いたスキルアップ研修も定期的に開催。さらに、「マンパワーチェック」という独自の取り組みも行っています。

「おせっかい」と思われるほど、従業員に寄り添う会社へ

-それはどのような取り組みですか。
 従業員に「なりたい自分」や「将来の夢」といった目標を定めてもらい、上長と定期的に面談を重ねながら、その実現に向けた過程を踏んでいくための取り組みです。設定する目標は直接仕事にかかわらなくてもよく、たとえば、「5年後にマンションを購入したい」「親孝行がしたい」といったもので構いません。要は、日々の過ごし方の道標となればいいのです。「5年後にマンションを購入したい」のならば、どれくらいの給料が必要で、そのために不足しているスキルをいつまでに身につけるか、などについて話し合います。当社の従業員はこういった面談を重ねているため、自分の頭で考え、行動するクセがついていくのです。

 当社は、「目標を定めて行動する重要性」を説くだけでなく、一人ひとりの従業員に伴走して、行動するまでサポートしていきます。そうすることで、従業員は、物心両面の豊かさを実現できるだけの成長を遂げられると考えています。
-社会で活躍を期す若者に、メッセージをお願いします。
 活躍の仕方や考え方については、人それぞれのカタチがあると思っています。「壮大な夢を叶えたい」、もしくは「身近な目標を達成したい」など、自分に合ったゴールを目指してください。事業領域が広く、さまざまな仕事を用意できる当社には、みなさんが思い描く将来に向けて歩みを進められる場が多数あります。One’s Willは、みなさんから「おせっかい」と思われるほど、寄り添う会社です。私には、「成長意欲」と「誠実さ」さえあれば、どんな人にも成長の可能性を見出だせる自信があります。ぜひ私たちと一緒に「誇りを持てる仕事」を行い、物心両面の豊かさを実現していきましょう。
冨永 賢一(とみなが けんいち)プロフィール
1981年、茨城県生まれ。長年、通信業界で営業トレーナーを経験し、その後、2011年5月に株式会社One’s Willを設立、代表取締役に就任する。社名の「One’s Will」には、「みんなの未来を創造する」との想いが込められている。

企業データ

設立 2011年5月
資本金 2,600万円
売上高 9億5,000万円(2021年11期)
従業員数 200名
事業内容 人材派遣事業、営業アウトソーシング事業、コールセンター事業、採用アウトソーシング事業など
URL https://oneswill.co.jp/

人財力 紹介ページ

株式会社One's Will

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